東北の一日　


等窮が宅を出て五里ばかり、檜皮の宿を離れてあさか山あり。
路より近し。このあたり沼多し。かつみ刈る頃もやや近うなれば
いずれの草を花かつみとはいふぞと人々に尋ね侍れども
さらに知る人なし。沼を尋ね人に問ひ、「かつみかつみ」と尋ね
歩きて日は山の端にかかりぬ。二本松より右に切れて
黒塚の岩屋一見し、福島に宿る。
奥の細道より





二本松





二本松城天守閣跡。丘全体が一つの大きな城である









城の大門









城のさくら。まだ蕾だった









無縁仏









埋もれた碑








あだちが原から見た安達太良山









旧市街、造り酒屋の倉







檜皮




旧奥州街道沿いの家







駅の近くで








古い倉








日和田駅








旧街道に残る松並木